自宅にいながら不要な寝具の回収・リサイクルができる、サステナブルなものづくりを実現する新サービス「susteb(サステブ)」をリリースしました。
オンライン診断で作るパーソナライズドマットレスを提供する、事前登録中のSleepTechブランド「xSleep(クロススリープ)」を運営する株式会社yuniが、自宅にいながらふとんを始めとする寝具の回収をお願いできるサービス「susteb(サステブ)」を本日2021年9月1日リリースしました。
寝具の捨てる面倒くささを解消し、リサイクルに回すことで、SDGsにも貢献していきます。
サステブの4つの特徴
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部屋の片付け
引っ越しや結婚、子供の成長などのライフイベントに際し、寝具を手放したいことがあるかと思います。
寝具を廃棄する場合自治体ごとにルールが異なるため面倒な手続きが必要になることがありますが、sustebなら自宅にいながらにして寝具の片付けができます。 -
サステナブルな寝具の再利用
寝具はこれまで、リサイクル可能でありながらほとんどが捨てられてきました。sustebは、寝具を回収し適切な方法でリサイクルすることで環境に優しいサステナブルなものづくりを推進しています。
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環境負荷の削減
寝具リサイクルによって、新たな寝具やクッション、軍手などの衣料品を素材ロスなく製造することで、素材そのものの寿命を長くしています。またこれにより、新しく採取される羽毛などの流通量の削減にも繋がるほか、ゴミとして焼却される際に発生していた電力やCO2の削減も実現させています。
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地方の障がい者雇用創出
NPO法人と連携し、工場での事故で働けなくなった方や先天性の障がい等の理由からなかなか就労の機会が得られない障がい者を積極的に雇用しています。
すべての人に差別のない雇用、すなわち通常の賃金と就労機会、職能訓練を保証し、自立や環境保全につながる働きがいのある環境を提供することで、地方経済に貢献し、持続可能な発展を支援しています。
サステブ誕生の背景
yuniではxSleep(クロススリープ)というSleepTechブランドを立ち上げており、複数の素材を組み合わせたパーソナライズドマットレスの製作を行ってきました。こちら鋭意開発中なのですが、製作の過程で、寝具業界の素材廃棄率の高さが見えてきました。自然由来の素材や再生可能な素材を使用しているにも関わらず、ほとんど全てが焼却されてしまっているのが現実です。寝具の製作に携わる者として、素材の濫用に加担したくはなかったですし、どうにかして再利用できないかと考えるようになりました。
一方で、自宅の寝具を回収するのは簡単なことではありません。大きいものなので送料の問題がありますし、常に体に触れているものなので洗浄も必要です。さらに、回収したものを何に作り変えるのか、作り変えたものを誰がどう販売していくか、など課題が沢山ありました。
しかし、xSleepを作っていく過程で、再生素材を用いた寝具・衣料品の製造を行っている企業や、洗浄と分解を行うことができる工場など、様々な技術を持った課題感を共有できるプロの方々と出会うことができました。彼らと意見交換を重ね、今回フロンティア株式会社、特定非営利活動法人NEXTと共同運営という形を取ることで、ビジネスとしても持続可能な形で協力を得ることができました。
素材を無駄に廃棄するのは、作り手にとっても消費者にとっても後ろめたいことであると考えます。sustebはこれを、廃棄ではなくリサイクルという新たな選択肢を提供することによって素材を循環させ新規採取を減らしつつ、同時に地方に新たな雇用を生み出していくことができる、何十年先も持続可能な産業構造へ作り変えたいと考えています。
susteb(サステブ)の使い方・利用シーン
寝具として使用されたあとはゴミとして焼却されることが多い羽毛布団や敷ふとん、掛ふとん。その不要になった寝具を回収・リサイクルすることで、新たな商品へと生まれ変わらせます。
sustebの回収セットが届きますので、ご自宅のふとんを回収用紙袋に入れていただき、集荷を依頼すれば完了です。ふとんを持ち出したりすることなく、自宅で完結します。
袋には入るだけ詰めていただくことが可能で、同梱している圧縮袋を利用していただくことで通常の布団であれば2〜4枚程度送付可能です。
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結婚や引っ越しなどのライフイベントの際の片付け
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実家にたまった使わなくなった布団の整理
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廃棄がめんどうなので回収してほしい
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使わなくなった寝具を廃棄するのではなく、リサイクルしたい
などのシーンでご利用いただけます。
価格は5500円(税込み)で、送料・返送料及び代引手数料を含みます。
上記内容は以下のプレスリリースサイトからもご覧いただけます。